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ご挨拶words from the president

区民の皆様へ

               神戸市北区医師会会長
                    入江 正一郎

神戸市北区医師会のホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。

当医師会は、昭和48年8月1日、兵庫区から分区されて北区が誕生すると同時に発足しました。初代、林粛一会長が提唱された、北区医師会3つの理念「学閥・派閥のない医師会」、「地域住民のために医療を以て奉仕する」、
「会員の共存共栄と福祉の増進」は、今日に至るまで脈々と受け継がれています。

令和元年10月日現在、北区医師会は会員数322名128診療所、20病院、8介護老人保健施設で構成され、医師会員一人一人が上記理念の達成を目指して努力しております。

赤ひげ先生の愛称で知られる江戸時代の町医者で漢方医である小川笙船に代表されるように、医療は病める人やサポートの必要な社会的に弱い立場にある人々のために献身するものであり、我々北区医師会員も地域における医療・介護・福祉のサポートを必要とされている住民の方々、
或いは見守りや支援の必要な独居の高齢者の方々に対して医療を以て奉仕・献身することを第一義として日々活動しております。

近年の細分化した医療・介護・福祉の現場では、医師会のみならず関連他職種との職域の垣根を越えた連携・協力体制が不可欠であります。平成25年8月北区医師会設立40周年記念祝賀会を開催するに当たり、「地域連携を進める会」を併催致しました。病院部・在宅ケア部・介護保険部の合同事業として開催し、各病院の地域連携室、あんしんすこやかセンター、ケアマネージャ、区役所健康福祉部、北区歯科医師会、北区薬剤師会等、関連他職種の人々が集い、今後益々進んでいく高齢化社会に対して地域の皆様の安全・安心を確保し、健康で幸せな生活を送っていただくための我々の進むべき方向性を確認することができました。

具体的には、地域の皆様のために「かかりつけ医」として、日々の健康管理や救急医療、在宅医療に努めるとともに、予防接種、健診事業、校医の選定、介護保険に関する主治医意見書作成、介護保険認定審査、休日急病電話相談センターや神戸市医師会急病診療所への出務等々を行っております。
また、新型インフルエンザ、大地震等の不慮の災害発生にも、医療の立場から貢献できるよう備えております。

ここに、地域の医療機関に関する情報をお知らせしますので、ご活用いただければ幸いです。

医師会員の皆様におかれましては、会内融和を図り、会員一丸となって、医療を取り巻く対外的な諸問題において、柔軟に対処していきたいと考えております。また会員の皆様が自己研鑽を積まれるためのより有用な事業を興し、必要な情報を随時提供できるよう、関連部会の担当理事や執行部とともに努めてまいりたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。